たまむら町中野動物病院では、リスクのある病気の予防やストレスの回避などの観点から、早い時期に避妊・去勢手術することをお勧めしています。
ワンちゃん、猫ちゃんの避妊去勢とは?
男の子の去勢手術は、精巣を切除します。女の子の避妊手術は、卵巣や子宮を切除します。いずれも全身麻酔下で行います。手術を受けた動物は繁殖能力が無くなります。
早い時期に避妊・去勢手術を行うメリット
Merit
1
ハイリスクな病気の回避
女の子は、子宮蓄膿症、卵巣嚢腫、乳腺腫瘍など。
男の子は、精巣腫瘍、前立腺肥大、前立腺炎、肛門周囲腺腫瘍など。
こういった重大な病気を回避することが出来ます。
Merit
2
問題行動の軽減
女の子は出血や、神経質による攻撃性の増加、食欲不振、一日中鳴いているといった行動が多くみられます。
男の子は異性の動物や人間に対する行動(マウンティング)や、縄張り意識を持った行動(マーキング)はが多く見られます。
動物同士のけんかや攻撃性も大幅に減らすことができます。
Merit
3
発情期の動物のストレス軽減
未避妊の犬では年に約2回の発情期があります。発情期にはMerit2で記載したように様々な問題行動が見られます。実際に発情期の前と後で体重が減ってしまう事も多く、それだけエネルギーを消費してしまいます。
避妊手術により、これらの行動を回避し、ストレスを軽減することが出来ます。
避妊去勢を行うデメリット
Demerit
1
繁殖ができなくなる
Demerit
2
肥満になりやすい
当院の避妊・去勢手術
Point.1
手術の負担を最小限に
術前検査をしっかりと行います。血液検査や心電図検査を行い、病気が無いか、麻酔によるリスクがないかを調べます。負担を最小限に抑え、通常の生活に戻れるようにフォローをします。

Point.2
術前、術後の不安に寄り添います
当院では、解りやすく丁寧な説明を日々心掛けています。術前の説明から、術後のアフターフォローまで、満足していただける獣医療を提供しています。不明点、不安点がございましたら、お気軽にご相談ください。

手術までの流れ
Flow.1

診察、術前検査、手術日相談
一般身体検査と術前検査を行います。
病気がないか、心臓が麻酔に対応できるか、血が止まりにくくないかを調べます。
これらの検査で、より安全性を高めます。
手術日や、不安な事も診察時にご相談ください。
Flow.2

入院
当日朝、絶食の状態にてお預かりいたします。
お預かりする部屋は、空調の管理やストレスの緩和に配慮しています。
手術後の痛みや負担を軽減しています。
Flow.3

手術
手術は万全のスタッフ体制の下行います。
麻酔管理と鎮痛管理を徹底し、動物たちへの負担を最小限に抑えた手術を行います。
術後は温かい部屋で安静を保ちます。
Flow.4

アフターフォロー
手術後は、獣医師から手術の内容、術後のケア方法についてご説明いたします。
8~10日後に体調のチェックと抜糸が必要になります。
その後、約1ヶ月後や、3ヶ月後にご来院いただき、体調の変化や、お困りごとなどをお聞きし、しっかりフォローさせていただきます。
よくあるご質問
Q.1
去勢手術・避妊手術は早めにしたほうが良いですか?
早めに去勢・避妊手術を行うことで、重大な病気の予防効果が高まります。
適正な時期は、性別に関わらず、犬も猫も生後6カ月前後となります。
ただし、品種によって異なる場合もございますので、詳しくは獣医師にご相談ください。
Q.2
金額は?
テキスト。