皮膚科

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皮膚科

当院の皮膚科の特徴

適切な早期対応

皮膚の疾患は、犬・猫ともに多くみられ、再発することも多く、治らないと悩む飼い主様も少なくありません。
犬・猫の皮膚病は、寄生虫、食べもの、生活環境、免疫力の低下など、さまざまな原因で起こり、それを特定するのに時間がかかり、その原因を取り除くことが容易でないこともあり、再発を繰り返すことがあります。
当院では、長年の経験から、早期の診断を行い、飼い主様と動物への負担を考慮した適切な治療計画を行います。

検査

充実した設備と検査・治療機器

最新の設備を導入し、細胞診、アレルギー検査、培養検査、皮膚病理検査など皮膚病の診断に必要な検査を実施でき、投薬、食事療法、オゾン療法以外にも院内併設のトリミングサロンと連携して行うシャンプー療法といったその子に合う治療を行うことができます。

シャンプー療法

個々に合わせた診療・フォロー

皮膚病の治療は、原因を取り除いた後、再発しないようフォローしていくことが大切です。
当院では、獣医師、看護師、トリマーそして、福島と上之手の両院で患者様の情報を共有し、継続的なフォローと指導を行っていきます。

なかの動物病院ミーティング

皮膚科の多い病気

アトピー性皮膚炎

  • 脇の下、下腹部、指の間、目や口の周囲、耳を痒がる
  • 皮膚に赤み(炎症)がある
  • 脱毛がみられる
  • 皮膚の黒ずみ(色素沈着)がある
猫

アトピー性皮膚炎は、室内にいるダニや花粉、カビ(真菌)などのアレルギー物質が体内に侵入したときに免疫システムが過剰に反応することで、引き起こされる病気です。
室内飼いの子、生後6か月~3歳ごろまでの比較的、若いうちに発症することが多くあります。
柴犬、シーズー、フレンチブルドッグ、ウエストハイランドホワイトテリア、トイプードル、ラブラドールレトリバーなどに多くみられます。

検査・治療方法

寄生虫や感染症を調べる皮膚検査、食物アレルギーの検査、血液検査などを行い診断します。
治療は、お薬、食事、シャンプー(スキンケア)、サプリなどで行います。

薬

マラセチア皮膚炎

  • 皮膚を痒がる
  • 皮膚に赤み(炎症)がある
  • フケが多い
  • 脂っぽい独特な臭いがする
散歩中の犬

マラセチアは、皮膚生息する真菌(カビ)の一種で、通常であれば問題を起こさずに免疫系によって制御されています。
しかし、不適切なスキンケアや環境、加齢、食事、遺伝などにより、皮膚の状態が変化したり免疫のバランスが崩れてしまうことで、真菌が増殖して感染しまうことがあります。
シーズー、シュナイダー、バセットハウンド、アメリカンコッカースパニエル、ボクサー、ウエストハイランドホワイトテリアといった犬種に多くみられます。

検査・治療方法

皮膚表面の付着物に含まれる細胞や病原体を確認するスタンプ検査を行い診断します。必要に応じて皮膚生検を行うこともあります。
治療は、塗り薬と薬用シャンプーがメインですが、食事、保湿(スキンケア)、サプリなども合わせて行うことがあります。

ノミアレルギー性皮膚炎

  • 皮膚を痒がる
  • ブツブツとした赤みがある
  • 背中の毛が薄くなった
猫

犬・猫に寄生したノミが吸血する際に体内に入る唾液に含まれるたんぱく質などの物質に対しアレルギー反応を起こすことで現れる皮膚症状がノミアレルギー性皮膚炎です。
ノミに刺される回数が多いほど、アレルギーを起こすリスクは高くなりますが、食物アレルギーを持っていたり、アトピー体質であったりする場合は、ノミアレルギー性皮膚炎を起こしやすいとも言われています。

検査・治療方法

皮膚の症状を確認(視診)した後、皮膚にノミがいないか調べる皮膚搔爬検査を行います。必要に応じアレルギー検査を行います。
治療は、まずノミの駆除薬でノミを減らし、痒みや炎症を抑える飲み薬、塗り薬を使います。また、皮膚を清潔に保つためのシャンプー、ブラッシングなどにケアについても指導を行います。

よくあるご質問

Q.1

どのような病気を診てもらえますか?

膿皮症、疥癬症、食物アレルギー、脱毛症、エリテマトーデス、ニキビダニ症などの治療を行います。

Q.2

ダニが見えたが、どうしたらよいですか?

最近ではSFTSと呼ばれる人にも感染するマダニも各地で見受けられます。まずは当院へご相談ください。

Q.3

料金はどれくらいしますか?