当院の生殖器科の特徴
Point.1
適切な早期対応
生殖器科疾患は、緊急性を要することも多くあります。
特に腫瘍の場合は、周りの組織にも影響を及ぼすことがあります。
当院では長年の経験から、早期の診断を行い、飼い主様と動物への負担を考慮した適切な治療計画を行います。

Point.2
充実した設備と検査・治療機器
当院ではレントゲン検査、エコー検査など様々な検査を経て、原因や種類を診断します。
長年の経験や充実した検査を行い、適切な診断結果を元に治療を行います。

Point.3
個々に合わせた診療・フォロー
生殖器科疾患では外科的治療が必要な場合も多くあります。
当院では個々に合わせた治療計画を実施し、継続的なフォローと指導を行っていきます。
診察から、治療・手術、アフターフォローまで一貫して当院で行うことが出来ます。

生殖器科の多い病気
子宮蓄膿症
こんな症状はありませんか?
- 食欲がない
- 元気がない
- 嘔吐
- お腹が腫れている
- お腹を痛がっている

子宮蓄膿症は、子宮内に膿がたまる病気です。主に避妊していないのメスの犬や猫に見られます。ホルモンの影響で子宮内膜が肥厚し、細菌感染が起こることで発症します。放置すると、子宮が破裂したり、全身に感染が広がる危険性があるため、早期の診断と治療が重要です。
検査・治療方法
検査は、問診や身体検査に加え、血液検査を行います。血液検査では、白血球数の増加や炎症マーカーの上昇を確認します。また、エコー検査を用いて子宮の状態を確認し、膿の存在や子宮の大きさを確認します。必要に応じてレントゲン検査も実施します。
治療は、外科的に子宮と卵巣を摘出することが基本です。手術は緊急を要する場合が多く、全身麻酔下で行われます。手術後は抗生物質の投与が行われ、感染の再発を防ぎます。早期に手術を行うことで、合併症のリスクを減らすことができます。

前立腺疾患
こんな症状はありませんか?
- 排尿困難
- 血尿
- 尿の出が悪い
- 腹部が腫れている
- 元気がない

前立腺疾患は、主にオス犬に見られる病気で、前立腺の肥大や炎症、腫瘍などが含まれます。特に高齢の犬に多く、去勢手術を受けていない犬ではリスクが高まります。前立腺が肥大すると、尿道を圧迫し、排尿障害を引き起こすことがあります。
検査・治療方法
検査は、身体検査や問診を初め、直腸検査で前立腺の状態を確認します。
血液検査では、炎症の指標やホルモンの異常を調べます。
また、エコー検査やレントゲン検査を用いて、前立腺の大きさや形状、腫瘍の有無を確認します。
治療は、原因に応じて異なります。前立腺肥大の場合は、去勢手術を推奨することが多いです。
炎症がある場合は、抗生物質や抗炎症薬の投与を行います。
腫瘍が確認された場合は、外科手術や放射線治療が必要になることがあります。
精巣腫瘍
こんな症状はありませんか?
- 排尿時の痛み
- 食欲がない
- 元気がない
- 行動がおかしい(攻撃的など)

精巣腫瘍は、オス犬に多く見られる病気で、去勢していない犬にリスクが高まります。腫瘍は良性と悪性があり、悪性の場合は転移の可能性もあります。早期発見が重要で、腫瘍が大きくなると周囲の組織に影響を及ぼすことがあります。
検査・治療方法
検査は、身体検査や問診を初め、腫瘍の大きさや形状を確認します。血液検査では、腫瘍マーカーの測定を行うこともあります。また、エコー検査やレントゲン検査を用いて、腫瘍の広がりや転移の有無を確認します。
治療は、外科的に腫瘍を摘出することが基本です。手術は全身麻酔下で行われ、腫瘍の大きさや位置に応じて精巣全体を摘出することがあります。悪性腫瘍の場合は、術後に化学療法や放射線治療が必要になることがあります。
よくあるご質問
Q.1
どのような病気を診てもらえますか?
乳腺腫瘍、偽妊娠、会陰ヘルニアなどの治療を行います。
Q.2
夜間など時間外に体調が悪くなったらどうしたらよいか?